おかん助産師のおせっかい(高齢出産)

 日本産科婦人科学会は、高齢出産とは“35歳以上の初産婦”と未だに定義している。平成29年のデータでは、一般に使用されている“35歳以上の出産”した女性の約4割近くが高齢出産らしい。


🤰一般的に出産後の女性の体は、エストロゲンの分泌が胎盤の娩出とともにほぼゼロになり、出産後に月経が再開するまでは、卵巣が機能していない状態になります。

🤰分娩後、高齢出産問わずすべての女性が、一時的に閉経後の女性と同じような状態にななります。

🤰エストロゲン減少のせいで自律神経が乱れ、体にさまざまな症状があらわれますが、その中の1つにうつ症状があります

🤰エストロゲンが減った状態で赤ちゃんに授乳をすると、乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)が分泌され卵巣の働きはブレーキがかかりがちになります。

🤰35歳未満のお母さんの場合は授乳中であっても、早い人なら2~3ヵ月で生理がくることもあります。けれども高齢出産の場合は体の回復が遅いこともあり、授乳中に生理がくる人は少ないことが多いです。


🤰生理が再開しないとなると、体内はずっとエストロゲンの分泌がほぼないことになります。エストエロゲンの減少によって自律神経が乱れ、ここにさまざまな環境要因もプラスされてしまうと、気分が落ち込むいわゆる「うつ症状」に陥ってしまうことあります‼️


🤰同年代の夫だと会社では働き盛り。中間管理職で上司や部下に配慮して神経をすり減らし、育児を妻と共に頑張ろうとはならない人が多いのが、現状です。そうすると妻が1人で頑張らざるを得なくなり、ワンオペ育児に。


🤰40代での出産となると下手すれば自分か夫のどちらかの親の介護も育児と共に担わないといけない場合もあります。介護の必要はなくても、両親が高齢で育児のフォローは望めないという人も多いです。そんな孤立しがちな環境で、精神的にも追い詰められ結果的にうつ症状を引き起こしてしまいます

🤰このような事実は、妊産褥婦だけではなく、ご主人や友人、家族もこの内容を知識として持っておいてもらえればと思います。


🤰産後の心身の変化、特に高齢出産の場合はうつ状態に陥る恐れがあることについて、もっと情報が発信されるべきです😭「よくあること」「すぐにおさまるもの」と軽く考えないでください‼️

🤰誰でもいいです。誰かに、SOS出してください。必ず必ず、私たちが、皆が助けます❤️










おかん助産師 MAKI@

⭐妊娠出産産後、赤ちゃんと家族が笑顔で健やかに暮らせるお手伝い:産後ケア ⭐おかん助産師として、あなたの横にいます:あなた専門助産師 ⭐いくつになっても、ぎゅーっと抱っこしましょう🎵 ⭐あなた1人じゃないですよ🎵 ⭐乳房ケア 授乳お手伝い ⭐お手当て ⭐抱っこコミュニケータ

0コメント

  • 1000 / 1000