おかん助産師のおせっかい(PMS月経前症候群)
😖💥生理痛が軽減されるメカニズムとしては、2つの要因が挙げられます。ひとつは、出産によって子宮の入り口が広がると出血もスムーズに排出されるので、子宮収縮も少なくて済みます。その結果、産後に生理痛がなくなったと感じると、言われています
😖💥出産により骨盤が自然と正しい位置に戻ったおかげで、生理痛が軽減するとも考えられてます。しかし、逆に、出産後に授乳や抱っこで不自然な体勢を続けることで骨盤が歪んでしまい、生理痛がひどくなる人もいます。
😖💥PMS(月経前症候群)とは
PMSとは月経(生理)の1〜2週間くらい前から起こり、月経開始とともに消滅する症状です😆
私は、まさに第3子出産後、下腹部痛、頭痛、腰痛、便秘、めまいなどの身体的症状に加え、イライラ、憂鬱、無気力、不眠、パニック、集中力低下など、フルコースです😭排卵後のホルモンバランスの変化が影響していると言われていますが、辛すぎます😭
😖💥PMSは女性ホルモンの影響ですが、そもそも女性が一生で分泌される女性ホルモンはティースプーン1杯分らしいです。そんなわずかな女性ホルモンが、生理・妊娠・出産・更年期に大きく関わっています。これらの分泌量が、排卵を境に変化して、それがPMSに影響していると言われています。
😖💥PMSと向き合ってみましょうか
1.記録する
落ち込んだり、イライラしたら。パソコンでもノートでも携帯でも。今の自分の気持ち、行動を書いてみましょう。記録というのは自分を客観的見ることができるようです
2.認める
一番辛いのは、自分を自分で責めてしまうこと。このイライラは、PMSのせいである。自分の性格が悪くなったわけではないまず自分を許すと、気が楽になります。
3.夫などに伝える
この期間のイライラ。しばらくは見守って欲しい。穏やかな時間に夫だけでなく、子どもたちにも伝えておきます。この辛さを理解してもらえている、それは心の安定につながります。
4.何もしない
できるだけ何もしない。この時期のために、食事は作りおきをしおく。大変なら冷凍食品でもいい。3食お惣菜でも仕方ないと割り切る。子どもと話すのもつらい時は、テレビやDVDを活用する。子どもに対して、やらなければいけないことが数個減るだけで気持ちの余裕が違います。
栄養バランスよりも、清潔な暮らしよりも、機嫌よくいられることに注力します。
5、食生活
カルシウムは魚介類や大豆製品、マグネシウムは海藻類に多く含まれていますので、上手に日々の食卓に取り入れましょう。
大豆イソフラボンには女性ホルモンを調整する作用がありますので、ホルモンの変動を和らげ症状を軽減させる効果が期待できます。毎日の摂取量の目安は、食品にすると納豆1パックと豆腐半丁ほどに値します。大豆は味噌・厚揚げ・油揚げなどにも加工されていますので、献立を和食にすると日常の食生活に取り入れやすいでしょう。
・特にサバ・アジ・サンマなどの青魚にはEPAが豊富に含まれているためおすすめです。
カルシウム同様マグネシウムにはイライラや情緒不安定を和らげる作用があり、海藻類にはマグネシウムが豊富に含まれています。また、女性ホルモンの量を調整するγ-リノレン酸も含まれています。
6、受診
薬物療法の場合、漢方薬・ビタミンやミネラルの補給・低用量ピルを用いたホルモン療法・向精神薬を用いた対処療法などから選択されます(病院によって異なります)
💓出産後にPMSが悪化する原因は、女性バランスの変動が関与しています。出産後は育児のため生活環境が大きく変わり、疲労やストレスを抱えている場合もPMSが悪化する一因と考えられています。PMSの重症型であるPMDDは、感情不安定・うつ・自己批判的思考などの精神症状が強く現れ、社会生活や人間関係にも影響を及ぼしてしまいます。
💓ひとりで悩まずに相談しましょう。
0コメント